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【読書】併読しすぎて1冊も読み終わらない件【最近読んでいる本紹介】

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みなさんは本を読むとき、1冊ずつ読み進めますか?
それとも、複数の本を同時進行で読み進めますか?

私は後者、つまり併読するタイプです。

本当なら1冊ずつ読んで、ちゃんと咀嚼してから次にいきたいところですが、気になる本が多すぎてついつい浮気してしまいます(笑)

また、そのときの気分で聞く音楽や食べるものを決めるように、本も気分に合わせて選びたい!というのもあります。

そんなわけで、最近も複数の本を同時に読んだりしているのですが、いかんせん併読している冊数が多すぎてどれも読み終わらないという困った事態になっています。

さすがにこれはどうなんだと思いつつ、せめてどれかを読み終えるよう自分の尻を叩くためにも、今回は最近併読している本をざっと5冊紹介したいと思います。

めめんと

当然ながら読み途中の本なので、レビューや要約ではありません!
読むきっかけや興味があるポイントなどを語ってるだけの記事です(笑)

AI失業 生成AIは私たちの仕事をどう奪うのか?|井上 智洋

人工知能(AI)の進化は、とても便利でロマンを感じる一方、これから世の中がどうなっていくのかという不安や危機感も感じさせます。

とくにほんの少し前までは、「AIの普及によって単純作業の仕事がなくなっても、クリエイター業は生き残るだろう」と言われていたのに、気が付けば「(イラストレーターなどの)クリエイター業はAIに仕事を取られる」と真逆のことを言われています。

というか、あらゆるプラットフォームやコンテンツを見ていても、実際そうなっているよなぁと実感してしまいますよね…。
いちおう絵を描く人間としては、複雑な部分もあります。

そんな感じで最近はAIの話題に興味があり、関連の本や動画などを見るようになりました(実際のツールの使い方とかではなく、世の中がどう変わっていきそうかという可能性に興味がある)。

本書は2023年に発売されたものです。
専門的な内容の本としては新しい方ではあるけども、AI技術の発展や世の中の変化の速さを考えると、2年前の本ですら、すでに過去の話になっている部分もあるかもしれません。

また、「これから世の中がどうなっていくのか」というのは、人によって様々な意見があると思います(めっちゃ当たり前のことを言ってますが)。

今後もほかの本を読んだり、偏り過ぎず色んな視点から情報を得ていきたいです。

めめんと

偉そうに語っていますが、自分はまだまだAIを日常に活用できているタイプではないと思っています…。
ちょっとした調べものや、寂しいときにGeminiに話しかけているくらいです(笑)

暇と退屈の倫理学|國分 功一郎

内省的な性格で考えることは大好きな人間ですが、哲学は「難しい」というイメージが強すぎて、あまり触れてきませんでした。

ただ、文芸評論家の三宅香帆さんがオススメしていたことでずっと気になっていて、勇気を出して購入(笑)

まえがきの一人称が「俺」でちょっぴり面食らっていたら、本編も(決してくだけているわけではないが)思っていた以上に文章が読みやすくて、スピノザが誰かも分かっていなかった私ですら興味深く読み進められています。

哲学ってすごいもので、かつての偉人たちの時代からどんなに世の中が変わっても、自分ごと(現代に通ずる話題)として聞けるのが面白い

そうは言ってもまだ5分の1くらいまでしか読めておらず、このままだとすでに読んだ部分を忘れてしまいそうなので(笑)、早いところ読み進めたいと思います。

増補改訂版 スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険|谷川 嘉浩

哲学2連続!

テーマ的に先ほどの「暇と退屈の倫理学」に通ずるところもあるのかな?と思い、できればそちらを読み終わったら読もうと思っていましたが、気になって少し読みはじめてしまいました。

現代的なタイトルからも想像できるとおり、より現代人や哲学になじみがない人に寄り添って書かれているような本かなぁと(まだ序盤しか読めていませんが)。

面白そうな本や気になるジャンルに出会うと、読んでみたい本がどんどん増えていくので楽しいですね。

哲学が、今後自分が生きていくうえでの、なにかしらのヒントになってくれれば良いなと思います。

宗教図像学入門-十字架、神殿から仏像、怪獣まで|中村 圭志

「宗教図像学とはなにか」ということについては、下記の引用が分かりやすいです。

十字架、仏像、モスク、曼荼羅、地獄絵図、神話の神々、竜――。シンボルマークや聖なる空間、絵画、彫刻、映画などによって形成された「イメージ」は、教義と並ぶ宗教の重要な特徴だ。それを分析する技法が宗教図像学である。

帯、カバー裏の作品紹介より引用

私自身はとくに信仰があるわけではないけれど、美術だったり海外の文化などに触れる際に、宗教的な知識があるとより理解が深まって面白そうだなと思って買いました。

美術はそこまで興味がないという人でも、旅行で有名なお寺に行ったときに「大仏様のあの手の形は…」と思い出してみたり、洋画のよく分からなかったシーンの意味が分かるようになったり、インドカレー屋に貼られた神様が誰なのか分かったりするかもしれません(でもざっと見た感じ、インド神話についてはあまり深く触れていないっぽい?)。

図像学の本だけあって、新書にしては絵や図が多いので(モノクロですが)、そこは楽しいところ。

ただ、様々な宗教の歴史や用語がぎゅっと詰め込まれていることもあり、今回紹介している本の中ではちょっと難しい方だと思います。

めめんと

小難しいようで、こういう教養の本は目の前の現実からいったん離れられるので、むしろ(自己啓発がしんどい時とか)何も考えたくないときに読んだりします(笑)

納税、のち、ヘラクレスメス のべつ考える日々|品田 遊

「オモコロ」などで活躍中の、ダ・ヴィンチ・恐山氏が作家名義で書いたエッセイ本。

今さらながら、書店でたまたま出会って買ったら「第2弾」だったという…(にわかですみません)。

最近はどうも「知らないことを知りたい」という感覚で本を読むことが多いから、こういったエッセイ的な本はあまり買っていませんでした。

情報や知識じゃなくて、言葉やユーモアを楽しむ読書というのを久々に味わっている感じ。
日常における他人の着眼点を垣間見るの、すごく楽しい。

机の前に置いてふとした時に1編ずつ読んだりしていますが、1編が短いので、一体いつ読み終わるのか分かりません…(笑)

読み終わったら、第1弾も買おうと思っています。

めめんと

装丁とか紙の感じもなんだか好きで、かわいい本だなと。
こういう本はやっぱり紙で欲しいですね!

おわりに

以上、今併読している本を5冊紹介してみました。

ちなみに今回紹介した本は、「併読している=ある程度読み進めている本」です。

つまり何が言いたいかというと、買ったけどまだほとんど読めていない、いわゆる積読本は他にもいくつかあるということです(笑)

体はひとつしかないので、本当の意味で複数の本を同時進行で読むことはできません。

それこそ技術が進化してムーンショット計画とかが実現したら、1人で10体以上のアバターが使えるようになるというので、そしたらガチの10冊併読ができるようになるということなんでしょうか(なんか違う気がするけど)。

でも、メタバースの世界で紙の本は楽しめないかもしれないし、たぶんもっと他に有意義な使い方がある気がします。

2050年…自分はどうなっているんでしょうか。
楽しみなような怖いような。

なんだか話がだいぶ逸れましたが、併読派のみなさんは、MAXで何冊同時に読み進めていますか?
よかったら教えてください(笑)

めめんと

今回も数冊紹介している「新書」について語っている記事もありますので、よかったらこちらも見てみてください!

意外と知らなかった「新書」の世界。そもそも新書とは?どんなところが魅力? 「にわか本好き」の浅田めめんとです。 いや、読書好きを名乗るのに条件なんてないんだけど、なんとなく「本の虫」とか「活字中毒」と呼...

それでは、あでぃおす!ᐠ(   ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ

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