先日、親戚夫婦がベトナム旅行に行ったとのことで、お土産のお菓子をいただきました。
実家経由で受け取ったので、残念ながらご本人から詳しい行先や感想などは聞けていません。
でも、読めない言語が書かれたパッケージとか、日本のお菓子とはちょっと違う独特のデザインとか、海外のお土産ってなんだかワクワクしますよね!
ましてや今は、スマホのカメラ機能を使えば一瞬で翻訳も出来てしまうし、二重に楽しい(笑)

ちなみにそのご夫婦は私の親よりも年上なので、おそらく60代後半くらいだったと思います。
もともとアクティブなイメージがありましたが、こうして定年後にも海外旅行に行くのってすごいなぁと。
実は私も両親も、一度も日本から出たことはありません。
両親の新婚旅行は国内だったと聞きますし、私に至っては新婚旅行すら行ってません(結婚当時はまだコロナ禍を引きずっていた時期だったし、それ以前に、我々夫婦はそこまで旅行に積極的じゃないタイプ…)。
私自身は他の国の言語や文化、歴史にはめちゃくちゃ興味があるのだけど、なかなかそれが「実際に行ってみよう!」に繋がらないんですよね…。
人生経験として、知らない場所や遠い国に行ってみるというのは、きっと大きなインパクトがあるんだろうと思います。
ただ、不安症の気質がつよく、国内旅行ですら楽しみより不安や億劫さが勝ってしまう…。
行ったら行ったで楽しいんですけどね(笑)
旅行当日まで不安で憂鬱になっちゃうの、分かる人には分かるんじゃないでしょうか。
アクティブで人生を謳歌してそうな親戚を見て、まだ30代なのに、旅行どころか家から出ることすら必死(体調的な意味で)な今の自分がちょっと情けなくなりました…。
いや、せっかくお土産いただいたのに何ネガティブモードになってんだ?
とりあえず美味しそうなお菓子を食べて、あまり知らないベトナムという国と、元気に還暦を迎えている未来の自分(願望)に思いを馳せることにします。

ココナッツのクッキーは、すごく平たい(?)板みたいなクッキー。
めっちゃ新鮮な味!ってわけではないけど、薄くて硬いわりにはどこかジュワっとした甘みが広がって、パサパサしていないのが良い。
外国のお菓子あるあるの「とにかく甘くしといたぜぇ~?」みたいな強烈さもないし、食べやすかったです。
ちなみにもうひとつのカシューナッツの方は、まだ食べていないのですが、Googleレンズで翻訳した感じ、シンプルにナッツと食塩だけの味付けらしい。
調べてみると、どうやらベトナムは世界最大のカシューナッツの輸出国なんだそうです。
先ほどのココナッツクッキーもベトナムでは定番のお土産だそうで、THEベトナム!って感じのラインナップをいただいたみたいですね。
異国文化を知る機会にもなってありがたい!
お土産から知る、ベトナムという国。

恥ずかしながら、実はベトナムについてあまり知識がありませんでした。
ベトナムと言われて思い浮かぶのは、美しい民族衣装の「アオザイ」や、日本でも人気のお米でできた麺料理「フォー」くらい(ベタですね)。
しかし、調べてみると、意外と日本と近しい部分があるということが見えてきました。
日本とベトナム、意外と似てる?
そもそもですが、正式名称は「ベトナム社会主義共和国」。
中国やラオス、カンボジアと隣接しており、縦に細長い形をしています。
この南北に細長く、北部と南部で気候や食文化が異なるという部分も、どことなく日本に似ていますよね。
面積や人口的にも、日本の方が少し多いですが、近い規模感なのかなと思いました。
また、宗教的には仏教徒が多く、次にカトリックが多いとされていますが、実際には儒教や道教など様々な宗教が混在しているそう。
仏教については、比較的ゆるやかな大乗仏教が浸透していますが、「自分は無宗教だ」と答える人も少なくないようです。
「自分は無宗教だ」と言いつつ、家に仏壇を置き、神社にお参りし、自然の神様を祀るお祭りをして、クリスマスを祝う…そんな日本の感覚とちょっと近いのかも?と思いました。
ベトナムのクリスマスも、信仰は関係なくイベントとして楽しまれているみたい。ただ、地域によってはクリスマスも半袖で過ごせるとか!
ちなみにお正月は1月1日ではなく、旧正月(テト)でお祝いするんだって。
気になった国はちょっとだけ調べてみると楽しい
こんな感じで、なにかのきっかけで「この国はどんな国なんだろう?」と気になったら、ちょっとだけでも調べてみると楽しかったりします。
かなりの余談ですが、「あつまれどうぶつの森」にはジョニーというカモメの水兵さんが出てきて、彼の困りごとを解決すると、家具や装飾品がもらえます。
これがいろいろな国にちなんだものなので、なんだか世界を旅したお土産をもらっているみたいな気分になるんですよね(土産でスフィンクスもらうのはヤバすぎるけど)。
有名な観光地にちなんだものは分かりやすいですが、中には「これはなに?」というものもあったりするので、そういうちょっとしたきっかけで調べてみると、知識も広がるし純粋に面白いです。
最近はとりあえずAIチャットに聞いたり画像検索してしまうことが多いですが、本で紙の地図を見ながら「へぇ~このへんの地域にあるんだ」、「この国の隣だったのか」と楽しむのも、なんだか子どもの頃に戻ったみたいで楽しいですよ(笑)
こちらの本は画像が少ないのと、1ヵ国ごとがかなり端的ですが、人口や面積、主な宗教、隣接している国などの基本情報がぱっと見れるのがいい。
ただし、さすがに全部を頭に入れるのは無理です(笑)
深追いすると、歴史に文化に観光に…とキリがなくなってしまうので、とりあえずは気軽な感じで知ってみる。
そこからさらに興味が湧いたら、動画を見てみたり、関連する本を読んでみるのもいいですね。
お土産のおかげで、思いがけずベトナムにちょっとだけ(本当にちょっとだけど)詳しくなれました。
2度美味しい!
それでは、あでぃおす!ᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ