なんとなく、化粧品やメイクをアップデートせねばと感じるときがあります。
衛生面から開封してだいぶ経つものを処分することもあれば、気に入ってリピートしていたコスメが急にしっくり来なくなった(あるいは顔面の変化に追いつかなくなった)など、理由は様々です。
今回クッションファンデーションを買ってみたのも、リピしている薄付きのBBクリームでシミがカバー出来なくなったことに絶望したからだったりします(これで隠れるのかはわからん)。
インスタやYouTubeなどを見ていると、「〇〇代がこのメイクはNG!」とか「まだこんな古いメイクしてない!?」とか、メイクに関しても情報をアップデートせねばならないような煽り文句がたくさん飛び交っていますよね。
「ふ~ん、余計なお世話では?」と平静を思いつつも、つい気になって見てしまう…乙女心は複雑です。
思えばひと昔前は「いかに盛れるか」が重要視されていたけど、最近は「垢抜ける」というワードの方がよく見かける気がします。
そういうもんかとつられて「垢抜けたい」などとやりたいことリストに書いてみたりもするけど、よくよく考えると「垢抜ける」ってなんなんだ…?と、実はあまりよく分かっていません。
時代的な変化、年齢的な変化、そして個人の好み(あと予算も)…どこをどうバランスを取ったらいいのか、メイクって本当に難しい…。
そういえばメイクって楽しかったんだっけ。
とはいえ、青春時代(と言いつつ20代半ばまで)は雑誌「KERA!」の読者であり、多感な時期をヴィジュアル系に支えられて育った身です。
派手だろうがなんだろうが自分の趣味をつらぬいている人が大好きで、そういう意味では当時のギャルやage嬢と呼ばれるお姉さんたちも好きで、雑誌をよく見ていました。
現代の「引き算の美学」みたいなところと相反する世界へのときめきは、今もなくなったわけではありません。
そんな気持ちからか、どうしても無難な茶色系ではないアイシャドウが欲しくなってしまって、思い切って青系のアイシャドウを買ってみました(笑)

青ってけっこう奇抜なイメージがあるというか、難しそうなイメージもあると思います。
いや、実際難しいのかもしれない。
でもまぁ、夏も近いし?という安易な理由と、変わり映えのない日常のなかで、目の上くらい変わった色してたってよくない?その方が楽しくない?みたいなノリで買ってみました。
そういえば昔から、KATEの濃いピンク~白のグラデーションになってるアイシャドウ(調べたけど画像が出てこなかった)や、メイベリンのギラギラした緑のアイシャドウとか使っていました。
今みたいに茶系の締め色だとか肌になじませるベージュカラーとか、そんなもん一切入ってないうえに容赦ない発色(笑)
でも、チークやリップなども含め、そういうカラーコスメを使ってるときがいちばん「メイクって楽しい!」と思っていたかもしれません。
マジョリカマジョルカの世界観も好きだったな…!
自分がアガる自分軸メイクを求めて。
私は基本的に、「メイクって楽しい!いろんなコスメを使ってみたい!」というちょっと熱が入る時期と、「誰も私のことなんて見てないし、もう100均のアイブロウで眉毛描いときゃよくね?」みたいな時期が交互にきます。
いや、ぶっちゃけ後者の時期の方が割合は多いです(笑)
ただ、いよいよ20代のときの感覚をそのまま持っていてはいけないのかも…ということに向き合わざるを得なくなってきました。
実際問題、肌質などの変化もあるし、ファッションだって当時とは変わってきています。
それでいて、「やっぱりメイクって自分が楽しめるのがいちばんかもな」というちょっと懐かしい気持ちもよみがえってきているので、もしかしたら今が、自分をアップデートできるチャンスなのかもしれません。
もちろんメイクやコスメだけでなく、スキンケアや小顔のストレッチとか、頑張らねばならないことはいろいろあるんですけどね(あと予算ry)。
そのあたりも含め、「世間的に気にしなきゃならないのかな…」とか、「今っぽくないと恥ずかしいかも?」という他人軸じゃなく、「自分がアガる自分を目指すぞ!」と楽しみながらやっていけたらいいなと思いました。
なんだかまとまりもないうえに、半分くらい思い出話になってしまった気もしますが(笑)
機会があれば過去のメイクに関する思い出や、平成の流行メイクの話なんかもまたしてみたいですね…。懐古厨でごめんね!
それでは、お読みいただきありがとうございました。
あでぃおす!ᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ