平成時代に女児だった人も、そうでない人もこんにちは。
先日YouTubeで、マイブームのタロットカードリーディングの動画を見ていたところ、懐かしいものが目に飛び込んできました。
なんと小学生の頃大好きだった漫画、『カードキャプターさくら』に出てくる「クロウカード」というアイテムを再現したグッズで、占いをしている方がいたのです!
『なかよし』にて1996年6月号から連載されていた、CLAMP作の少女漫画。
主人公の木之本桜は、父親の書斎で見つけた本に封印されていた魔法のカード、「クロウカード」を誤って世に解き放ってしまう。
封印の獣ケルベロス(ケロちゃん)や友人の大道寺知世、李小狼(リ・シャオラン)といった仲間たちと協力しながら、様々な能力を持つクロウカードを集めていくというストーリー。
実をいうと、『カードキャプターさくら(以下:CCさくら)』は私が小学校の頃に初めてお小遣いで買った漫画でした。
(当時)漫画家になりたいと思っていたのも、可愛いお洋服に憧れるようになったのも、魔法や戦う女の子に憧れて無事オタクになったのも、すべてCCさくらの影響と言っても過言ではないでしょう!
……と、作品そのものの魅力や思い出を語ると長くなってしまうので、今回はこのへんにして本題に入ります。
ざっくりとあらすじを語りましたが、この作品では重要なアイテムとして、「クロウカード」という魔法のカードが出てきます。
このカード1枚ずつに様々な魔力が封じこめられており、それを解き放ってしまったことで、さくらちゃんは「カードキャプター」としてカードを回収?していくことになります(また、封印したカードの力を使うこともできます)。
そして当時、そんな重要アイテムであるカードがリアルに再現された、『カードキャプターさくら CLAMP描きおろしクロウカードセット』が発売されました。
作中のアイテムがクオリティ高く再現されたグッズって、マジでオタク歓喜ですよね…!
あまり詳細は覚えていませんが、当時小学生だっためめんとは、なんとかおばあちゃんに頼み込んで買ってもらったと記憶しています。
おばあちゃんありがとう…!(涙)
ここで最初の話に戻るのですが、その「クロウカード」を占いに使っている方を見たことで、「あれ!?私もこれ持っていたぞ!?」となったわけです(そして占いができるんだ~ということにもびっくり)。
そんなわけで、先日実家に帰ったときに、自室だった部屋から発掘してまいりました。
「クロウカードの本」を模した箱がかっこいい
まずはこちらが化粧箱です。
さくらちゃんがお父さんの書斎で見つけた、「クロウカードの本」を再現しています。

この時点でかっこいい…!
写真では分かりづらいですが、全体的にピカピカしてメタリックな感じ。
平面的なのも相まって、あまりヴィンテージっぽい高級感はないですが、子ども心にテンションが上がったのを思い出します。

側面までちゃんと本!封印されている感があります。
表紙を開くとこんな感じ。

クロウカードについての説明と、箱に入ったカードが収まっています。
とりあえず見た感じ、子どもが遊んだなりの使用感はあるものの、カビたりとかはしてなさそうで良かった…(笑)
謎の手作りの布袋に入った状態で、ずっと本棚に置かれていたんですよね。
まさか30過ぎてから再び引っ張り出すことになろうとは…。

カードを取り出すと、出版社の情報がいろいろ書かれていました。
どうやら1999年8月に第1刷が発行され、同年の11月に発行された第5刷のものを購入したらしいです。
おもちゃのような本のような感じであまりよく分からないけど、けっこう売れたということなんでしょうか?
ちなみに調べてみたところ、2015年には「なかよし」が60周年を記念して、このセットの完全復刻版を出していたようです。
本当はカードごとの紹介が書かれた紙が入っていたようですが(確かに見た記憶はある)、そちらはなくしてしまったようです…残念。
実物大「クロウカード」は今見ても美麗!
さて、肝心のカードを出してみました!

20年以上振りの再会…!めちゃくちゃ素敵!!!
ちょっとマットな質感で厚みもあり、安っぽさはありません。
最近趣味でいろんなタロットカードやオラクルカードを触ったりしますが、そのなかでもしっかりした部類に入ると思います。

裏面もかっこいいですね。
一般的なトランプなど比べると細長く、どちらかというと「お札(ふだ)」っぽい感じがまた、魔法アイテム感あってわくわくします。
さくらちゃんが持っていても、存在感があっていいんだよなぁ。
本当は全52枚をズラっと並べたかったのですが、スペース的に断念。
そこで個人的に、ヴィジュアルが好きなカードたちを一部並べてみました。

左から…闇/光/闘/戻/泡/幻。
あらゆる作品に言えますが、こういう「属性」や「特殊能力」みたいな概念って、どうしてこうも心惹かれるんでしょうね…。
光と闇の対になっている感じとか、カードの中にいるときは目を閉じて封印されていることを表していたりとか、じっくり見れば見るほど楽しい。
どうしても美しい人物イラストに目がいきがちですが、カードによっては武器(剣や盾など)が鎖で封印されていたりするのも面白いです。

個人的にはこの「ファイト」のキャラデザ(というか衣装)が好き。
格ゲーキャラっぽい非現実的な髪型やスーツ、ちょっと硬そうな布の素材感がシワで表現されていてグッときます(フェチの領域)。
どことなく、のちのCLAMP作品である『ANGELIC LAYER』を彷彿とさせますね。
最初の方しか読んでいなかったのですが、こちらは少年漫画?になるんでしょうか(月刊少年エース連載)。
「天使(エンジェル)」と呼ばれる人形を戦わせるアクション要素の強いストーリーなのですが、ファイトの衣装デザインなどが、その天使たちに通ずるものがあるなと思いました。
結局最後まで読めていないので、そちらもあらためて読み返したいです(笑)
おわりに
久々に女児時代の宝物を発掘したことで、子どもの頃に好きだったものが大人になった今も影響している、ということをあらためて感じました。
さくらちゃんやカードたちを必死に模写していた小学生は、大人になった今も絵を描き、タロットカードで遊んでいます(笑)
ただ、ここでひとつ白状しますと、実はCCさくら…全編見れていません…!(土下座)
クリアカード編の頃はけっこういい大人になっていたし、さくらカード編あたりも後半はうろ覚えです…。
今回クロウカードと再会し、あらためてCLAMP作品っていいなぁと思ったので、CCさくらはもちろん、他の作品もいろいろと読み返してみたいなぁと思いました。
みなさんの好きな「クロウカード」、あるいはCLAMP作品のオススメがあればぜひ教えてください!
ちなみに占いに関しては、クロウカードを使った占いの本が公式から出ていたこともはじめて知りました!
せっかくカードがあるので、こちらも読んでみようかな…?
というわけで、今回は完全にオタクトークとなってしまいました(笑)
このクロウカードは今後も大事にしていきたいと思います。
それでは、あでぃおす!ᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ